リブ袖の袖口幅詰め

今回ご紹介するのはパーカーの袖口に付いているリブの幅詰めです。パーカーやトレーナーのお袖口に付いている、袖口をキュッと窄めてくれるこのパーツ。今回ご依頼頂いたお客様は、ご自身のお洋服のブランドで作ったパーカーのお袖口をもっとキュッとさせたいとご希望でした。

↓お直し前のお写真です

元々が物凄く緩い、という訳では無かったのですが、お袖を長めにデザインされたため、袖口のリブが元の幅だと手首で止め切れずにお袖がダラリと落ちてしまうのがお悩みで、リブの幅を詰めたら解決出来るのでは?と言う事でお直しさせて頂きました。

↓お直し後のお写真です

今回はかなりリブ袖口幅を詰めたので、元の袖口幅ではリブが付かないのでお袖の袖口幅もバランス良く詰めました。
リブは伸ばして着用しますので伸びに対応出来るよう、お袖口幅はリブよりも幅広にしてあります。
その為、元のお袖よりもリブ付け位置が膨らんでいます。
元のお袖付けの時は二本針ステッチがかかっていましたが、元よりギャザー分が増えてステッチをかけると伸びてしまい体裁が悪くなる為かけませんでした。

今回のお直し代は
パーカーリブ袖口幅詰め3500円(税抜き)でした。

お直し後、パーカーの袖が落ちて来なくて作業しやすくなったとお喜び頂けました♪
今回は好みの袖口幅に詰めましたが、リブ袖は着用を繰り返していくと伸びて広がってしまう事も有りますよね。
そんな時は袖口幅を詰めると、また元の袖口のしまり具合が戻りますので良かったらお試しください。